とある退屈な平日・昼下がり。御徒町。
お目当ての映画が始まるまで1時間。持て余したこの隙間をどう埋めようか。
こんな時おしゃれな人はス◯バの新作フラペチーノで時間を潰すらしいが、尿酸値高めな我々は、あそこへ行くしかない。
東京はいつでもどこでも酒が飲めるから大好きだ。

上野・御徒町のランドマーク的存在とも言える人気鮮魚店「吉池」のテイクアウトコーナー『サーモンピンク』である。

都心でありながら新鮮で珍しい鮮魚が手に入ることで大人気の吉池。
当編集部もよくお世話になっている。
その鮮魚売り場南側、「おかちまちパンダ広場」そばにあるイートイン。

吉池本店ビルの最上階にはこことは別に『吉池食堂』があるが、そちらはゆっくり腰を据えて魚介類を楽しみたい雰囲気。
対してこちらのイートインは、ビール1杯から楽しめるスタンディングスタイル。

つまみも片手で食べられるような焼き物が多い。

ぜひ食べて欲しいのは、種類豊富なすり身天の串。
温めても食べられるが、俺は冷たい方が好き。

ビールはマルエフ。
サワー、日本酒、ハイボールなど、ひと通り揃っている。
ソフトドリンクも豊富。

アロニアってなんだ。なんとなく美容に良さそうだ。
吉池オリジナルの日本酒を使った、日本酒ハイボールなど、珍しいドリンクも。
しかしいつまでも悩んでいると、映画が始まってしまう。

マルエフの生と、ハーフ&ハーフで乾杯!
上野・御徒町エリアというのは、決して静かでも洒落ているわけでもないのだけれど、そんな俗っぽい喧騒と空気を感じながら飲むビールは、いかにも東京的である。

いいだこ串、つぶ貝串。
串ものは高速のSAとか、屋台飯感がでてテンションが上がる。

すり身天、何度見ても思ったよりでかいんだよな。
しょうが天が俺のおすすめ。ビール、おかわり。

かきチーズグラタン。

プリプリで濃厚な牡蠣が、グラタンの下から。
都内屈指の鮮度を誇る吉池、さすがの品質である。

まだ映画までもう少し時間がある。ちょっとだけ日本酒、いっちゃおう。
何しろTOHOシネマズ上野は歩いてすぐそばだ。
寒い日なのでお燗にしてもらう。

佐渡の真野鶴。
ああ、ワンカップの日本酒を通した向こう側に過ぎゆく御徒町の群衆が、佐渡の雪原を渡る鶴の群れに見えてきた。
いい心持ちだが、そろそろ映画の時間。酒も飲んだし、上映前に歯磨きもしなければ。

燃えるゴミはカウンターと一体化したゴミ箱へ。
食べ終わった空き皿を捨てて綺麗にしながら飲めるのは、地味に嬉しいものだ。

映画までの待ち時間、飲み会の0次会など、ちょっと時間を潰すのにぴったりな吉池テイクアウトコーナー『サーモンピンク』
フラペチーノの新作はないけれど、代わりに夢見心地になれるうまい酒と新鮮なつまみがある。
その後TOHOシネマズにて劇場版『孤独のグルメ』を鑑賞。
実に腹が減る、実にいい映画だったが、事前にマルエフビールを飲みすぎたせいか、エンドロールが流れる頃には脳内が「トイレ」の3文字で埋め尽くされていた。
映画鑑賞前にサーモンピンクで1杯やる際は、ビールを飲みすぎないようにするか、指定席をトイレに行きやすい通路側で取ることをおすすめしたい。
店舗情報
※データは全て取材時のものです











