【逗子】古民家居酒屋『丸久』の扉の向こうは、超アッパー空間だった話

絶対頼みたいと思った酒は、という問題の答えは、ジャーン!生しょうがサワーだ!

ひっそりと、しかしメニュー表のど真ん中に書かれたら、そりゃ嫌でも目につきますがな。物静かでおとなしいんだけどなんだかんだクラスの輪の中心にいる、控えめな塩顔イケメンみたいだ。そして俺はそういう男が…じゃなかった、そういうしょうが系サワーが、昔から大好きなのだ。

赤いのはビーツとリンゴを使った何か。
底には黒蜜が溜まっている。

これらを生しょうがと一緒にかき混ぜると、少しずつ色が変わって、優しくもキリッとした絶妙な飲み心地に。キレのある一面と、スウィートな一面を併せ持つ。やはりイケメンだ。

サワーにおろししょうがが入ってるやつかなと思っていたが、これはまったく新しい美味しさだ。頼んで正解だったな。

ここからしばらく串のターン。

どれも素晴らしい焼き加減で、味付けも最高でした。

鰻の肝串(食べかけ)

ささみワサビはお皿で提供。これもやわらかくて美味しかった!

ここからは白ワインで。

地タコ刺し。みずみずしい。
この辺でもタコが獲れるんだな。

どろぼう漬け
これさえあれば、いつまでも酒が飲める。日本酒はもちろん、ビールやワインにも。

音楽系のイベントや、ワークショップなんかも時々やってるみたい。

絵が飾ってある扉の奥はなんとDJブースになってるそうだ。かっこよすぎだろ。

洒落たTシャツの販売も行っている。

多分昼間通ったら普通に古民家として見過ごしてしまうお店。しかし一歩中に入ればそこは、うまい酒と飯、そして逗子のカルチャーが集う超アッパーな空間だった。こういうワクワクする店を、本当の隠れ家的居酒屋と呼ぶのではないか。港区女子を連れて行く店を、いつから隠れ家と呼ぶようになった。

飲食のメニューはもちろん、この空間自体やそこに集う人たちに対しても、終始ワクワクが止まらない、そんな愉快な時間だった。

どれくらい愉快だったかというと…。

これくらい!いい顔してるわ。首のシワが少々気になるので美容液を塗っておく。

今回改めて逗子という街を数日旅して、この街はどこにも似ていないな、と思った。

漁船がゆらゆら舫われている静かな漁港があると思ったら、すぐそばにはクールなマリーナがある。実家みたいな暖かさ、俺にはまだ早いと思わせるクールさ、どこか肩の力が抜けた感じ、昭和のまま時間が止まった部分。それ以外にも多くの要素がないまぜになっていて、つい俺たち都民が一緒くたにしがちな、鎌倉や湘南、横須賀などとは全く違う場所だと今は感じる。

『丸久』はそんな俺にとっての逗子という街の魅力を、ギュッと凝縮させたお店であった。まさに、旅の終わりにふさわしい。

とか言って。実はこのあとご常連と仲良くなって、一緒にもう1件飲みに行ってしまった。記憶とかはちょっと曖昧だ。

店名丸久
住所神奈川県逗子市逗子2-9-27
アクセスJR逗子駅、京急逗子・葉山駅から徒歩
営業時間16:30〜21:00
定休日月火水
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その他の情報人気店らしいので、予約推奨

※データは全て取材時のものです

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