肝臓の方は多少酷使しても今のところ元気に働いてくれているのだけれど、ミドサーに突入してひしひしと感じている「胃」の弱まり。胃、すなわちスタマックである。
小坪漁港のランチタイムは非常に魅惑的。静かなる激戦区である。前日のランチを食べた海鮮丼とめかぶラーメンの『まさかり丸』や、以前記事で紹介した『ゆうき食堂』の地アジ刺、それ以外にもこの漁港にはハイレベルな飲食店が揃っているのだ。決してギラギラした観光地というわけではないが、小坪の飯屋に、ハズレなし。
しかし、前夜調子に乗って『第10回逗子沖縄祭り』で泡盛を飲みすぎたせいか、スタマックの具合が本調子ではない。海鮮丼やイタリアン、ラーメンもちょっと違う。

そこで思い出したのがこのお店の存在。土日ランチ限定営業の『小坪うどん』である。
いつもは平日に来ることが多いために訪れることができなかったが、気になっていた店だ。この日はなんと土曜日ということで、スタマックに優しそうなうどんでランチとすることに。

少しだけわかりづらい場所にあるが、路地に入っていく感じがワクワクしてよい。

玄関。
民家を改装、というかそのまま使っているような造り。

こういうお店、大好き〜。うどん屋はこうでなくちゃ。
一番乗りだったので座敷でのんびり足を崩す。ご夫婦と思われる店主さんたちも優しくて、素晴らしきこの実家感。非常に癒される。
子供用の椅子もあるね。

モダンなテーブル席。膝が悪い人なんかは実はテーブルの方が楽だと聞いたことがある。
ホテルの広縁みたいで、広縁フェチの俺にはこれもたまらない。
あ、広縁(ひろえん)って知ってる?よく観光ホテルの窓際にある、隔離された応接セットみたいなテーブルをそう呼ぶ。

いい絵だな。空を飛んでる黒い影は鳥だろうか。飛行機にも見えるが…。

メニューはうどん各種とトッピング。お酒はスーパードライがある。
お支払いは現金で。

裏メニューの釜玉明太バター(時価)が気になりすぎる。
スタマックが元気な時にまた来よう。
時価の割には、下に小さく800円と書いてあるが…。

お冷、暖かいお茶、その他カトラリーなど。
ホット茶、嬉しいね。

冷ぶっかけうどん(750円)
しらすかき揚げ(250円)
大根おろし(50円)
かき揚げ頼んでるやないかい、スタマックもたれはどうした、とツッコミがきそうだけれども、その点は大根おろしに含まれる消化成分ジアスターゼで相殺するのでノーカンである。

高知県四万十の製麺所から仕入れているというコシのあるうどん。
二日酔いの朝は、喉越しのいい冷うどんが欲しいタイプ。
だしは京都から仕入れているらしいどすえ。お上品で優しい、お店の雰囲気に合ったお味。

わかめは天然・小坪産。
前日の『まさかり丸』でも食べたが、小坪のわかめ、ヌルシャキ食感でうまい。

ハンドル回すとゴマが擦れるやつ。久しぶりに見た気がする。

おろしうどんでスタマックを労おう(今夜も飲み会)

しらすかき揚げ。おお、なんと美しい。
ピンクソルトをガリガリ削って。

たっぷりのしらす、こちらも小坪産。
かき揚げの衣はサクサク、中は玉ねぎが甘くてみずみずしい。

こちらもおろしオンでジアスターゼ。うまい。

途中でご家族連れがいらしたので、自主的に(えらいね!)モダン広縁的テーブル席へ移動。本当はちょっとこっちにも座ってみたかったから、ちょうどいい。
地元のお客さんたちからも、観光客からも、隠れた名店として愛されているっぽい。
ちなみに2024年10月で、開店1周年とのことだ。

優しいうどんとピースフルな店内のムードに、心もスタマックもすっかり満たされた。
このまま畳のうえでごろーんと昼寝してから帰りたい気分だ。

週末のみの営業ではあるが、逗子のナイトシーンで酒を飲みすぎた同好の士たちは、ぜひ華金やサタデーナイトフィーバー翌日のランチに検討していただきたい。

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店舗情報
| 店名 | 小坪うどん |
| 住所 | 神奈川県逗子市小坪4-5-6 |
| アクセス | JR逗子駅・京急逗子葉山駅からバスで「小坪海岸」下車 |
| 営業時間 | ※土日のみ営業 11:30〜14:30 |
| 定休日 | 月〜金 ※天候や冠婚葬祭で土日もお休みすることあり |
| 支払い方法 | 現金 |
| SNS・サイト | X 食べログ |
※データは全て取材時のものです











