【街歩き】ビール片手にROUTE134と逗子海岸散歩。海を眺めて短歌を詠んだ話

海沿いの街に住みたい灯台があるから迷子にならなくて済む

このようなたいへん優れた短歌を後世に残した、偉大な歌人がいる。俺である。

若かりし頃、道ならぬ恋に身を焼かれながら詠まれたこの短歌。逗子海岸の風に吹かれて、ボズ・スキャッグスなんか聴きながら味わうとしみじみいいな。本当に俺は偉大な歌人である。(11月に展示会があるよ)

俺がいかに文学者・歌人として偉大かということを延々と書き連ねていてもいいのだがそれだとサイトの趣旨とずれてしまうし、日頃から文学というものをまったく理解しない編集担当に怒られるので、今回は連続逗子特集第2段。

逗子海岸をぶらぶらしながら酒を飲むという企画。サイト運営って大変なんだな。

逗子海岸は逗子駅から歩いて10分くらい。海岸通りというのがあるのでそこを歩けば着くよ。あの辺の街は潮の香りがする方に歩いてれば、自然と海に出るようになっている。

通な俺のスタート地点はこちら。『逗子海岸ロードオアシス』

国道134号線、いわゆるROUTE134沿いにあるドライブインのような施設。
杉山清貴が(歌の中で)Tシャツを捨てていったことで有名な道路である。

その名の通り、ロードサイドのオアシス。バイク乗りたちの集う場所となっている。

もちろん、一般客も大勢いるよ。

カフェ『808cafe10R(やおやカフェてんあーる)』ではコーヒーや軽食、ジェラート、ビールも買うことができる。

隣の食堂『まるわ食堂』は海鮮の定食が人気だ。ペットも可。

駅からは少し遠いが、今回の宿がこの辺だったので、ここからスタートする。

てんあーる横ではバイクの販売もされている。クールだぜ。俺は原付も運転したことないが。

それにしてもハイビスカスに向日葵と、本当に10月だろうかという昼下がり。

そのうち日本の四季は「初夏」「真夏」「残暑」「秋」みたいな感じになるのではないか。

洋服も、街歩き用BGMのミックスリストも、全然衣替えできる様子がない。だからこの時期にまだ杉山清貴とかボズ・スキャッグスとか言っちゃうんだ。

少し路地に入るが、今回ビールを調達したのはこちらのお店。

全日食チェーン『たからや』さん。

一見普通の商店だが、実はビールの品揃えが秀逸。主にハワイのビールを取り扱っている。

『BIG WAVE Golden Ale』

海まで持っていく客が多いのだろう、その間に気が抜けてしまわないよう王冠は半分だけ空けておいてくれるという心配り。指でピンと弾けば簡単に取ることができる。

海岸に降りると日焼けした(かっこいい)ウィンドサーファーがたくさん。やっぱ夏だな。犬を散歩させてる人も多くて、いろんな子と仲良くなったよ。

BIGWAVEは苦味がなくて、度数も低め。フルーティーなのでスイスイ飲める。潮風にはよく合う味わいだ。

海沿いの街が好きなのは、こうしてビール片手に歩いてても不審者扱いされないからかもしれない。まあこのビールの製造元であるハワイは路上飲酒禁止らしいが…。日本大好き〜。

ビールはこの海に合うが、食べ物を持っているとトンビに狙われるので注意。

この日はバーベキュー客が結構いたが、みんな生肉をロックオンされていた。

ゴミ箱があるのもありがたい。東京ってほんと、街中にゴミを捨てる場所がないんだ。

ROUTE134沿いにはおしゃれなカフェもあるが、チェーン店も結構多い。

意外な気もするが、オーシャンビューの店舗は都会のそれとはまったく別物だろう。海さえあればいつものファミレスも途端にロマンチックな「海沿いのレストラン」となる。

『ステーキ宮』はハンバーグが好き。タレもよく家で料理する時に使うよ。

海岸の端っこの方に到着。
岡本太郎のモニュメントには、『太陽の季節 ここに始まる 石原慎太郎』とある。

まつりごとには疎いので石原慎太郎という人が政治家としてどのように評価されているのかはよく知らない。でも小説家としては好きだ。彼の『太陽の季節』を、多感な10代で手に取れたことは、俺のロクでもない半生において数少ない財産である。

酒が切れたので、近くのファミマに行ってみる。こちらも地ビールの品揃えが豊富で面白い。

駐車場でウェットスーツ姿のかっこいいお兄ちゃんが2人、コーヒーを飲んでた。

そのゴムみたいな素材のスーツを着たまま抱きしめられたら、一体どんな抱かれ心地がするだろうか、やっぱり海とコパトーンの香りがするんだろうか、なんてことを考えたりした。

あの防波堤みたいなところ、海を眺めるのにちょうど良さそう。
昼寝してる人や釣り人がいる。

『ルート134ビール』というクラフトビールを見つけたので購入。

鎌倉ビールの夏限定商品らしい。夏限定とは。くどいようだが、もう10月だ。ROUTE134の夏はまだまだ終わらないという気概を感じる。

爽やかで軽い喉越しだけど、こちらはホロ苦さがある。ひと夏の恋みたいな味。
デザインは江ノ島、富士山、そして俺の大好きな逗子マリーナなど。

販売元はDHC。ここの作るビールは結構好きだよ。

このブロック、大人の男が1人足を伸ばして座るのにちょうどいい大きさに区切られている。

持ってきた文庫本をパラパラめくったり、雅に短歌を詠んだり、そんなことをしていたら日が暮れていった。そう、どんなに暑くてももう秋なのだ。あっという間に日は暮れる。江ノ島の灯台も間も無く灯るだろう。

今日はここをゴールとする。

雲の切れ間に、富士山が見えそう。

ああいっそこのまま富士が噴火してふたりで死ねたら来世は桜

このようなたいへん優れた短歌を後世に残した、偉大な歌人がいる。俺である。11月に展示会があるよ。

店舗情報

店名逗子海岸ロードオアシス
住所神奈川県逗子市新宿5-3-28
アクセスJR逗子駅、京急逗子・葉山駅から徒歩約20分
営業時間4:00〜20:00(飲食店はそれぞれSNSを確認)
SNS・サイト 神奈川県道路公社サイト
10R Instagram
10R X
まるわ食堂 Instagram

※データは全て取材時のものです

店名たからや
住所神奈川県逗子市新宿3-3-19
アクセスJR逗子駅、京急逗子・葉山駅から徒歩15分

※データは全て取材時のものです

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