酒ばかり飲んでる読者諸氏の中にも経験者がいるかもしれないが、人生で1番痛かった思い出は「痛風」を発症したことである。
これは酒や魚卵などのプリン体が多い食品を過剰に摂取することで体内の尿酸値がイケイケになり、ある日突然関節(主に足)がパンパンに腫れて数日〜数週間にわたる激痛を伴う、というまあ簡単に説明するとそういう恐ろしい病である。基本的には贅沢病と言われることが多い。思い出しただけでも脂汗が滲んでくる。
長い投薬治療の結果、病院で血液検査を受けたら「いい感じで尿酸値、下がってますね」とのことで調子に乗った俺。実際はそれでも基準値以上なのだが、自分にご褒美をあげることにした。
プリン体たっぷり、魅惑の食品「生牡蠣」である。

ということで。やってきたのは上野・御徒町にあるスーパー『吉池(よしいけ)』
新鮮な鮮魚に関しては、都心部では圧倒的な品揃え・クオリティを誇る、当編集部も大好きなスーパーである。

店内は季節の魚介類が並び、海沿いの魚市場さながら。
同じ魚でも産地やサイズ別に数種類あったりするので、人数や予算に合わせて融通もきく。

高級品から、お手軽なものまで幅広い品揃え。

よその魚屋では見かけない珍しいものも。
「月日貝」って、この前の旅サラダで見たやつだな。美味しそうだった。
カメノテなんかも売ってるね。あれも茹でて日本酒のアテにするとうまいんだ。

捌くのが苦手な人には、切り身やサク、刺身パックももちろん売ってるよ。
ここは400円均一。このお店の確かな味と鮮度を考えれば、かなりお得。

こちらは人気商品の、無水牡蠣。
淡水を加えず詰めてあるので、濃厚な旨みが袋いっぱいに詰まってる。
一見小さく見えるが、見た目以上に中身が詰まっている一品だ。もちろん生で食べられる。

戦利品。これに加えてあとで殻付きの牡蠣を剥くのでお楽しみに。
鮮魚のイメージが強い吉池だが、地下の売り場に行けば野菜やお肉、パン、お惣菜、酒なども質の高いものが手に入る。
このテーブルの上にあるものは、ほとんど吉池で購入したもの。

かんぱーーーーい。

いきなりだが熱々のうちにサザエの壷焼きをいただく。
溢れる汁をチュッと吸って、ビールをひとくち。口の中に海が広がるぜ。

ずるんっ。
ブリンブリンの身はビールで。ほろ苦な内臓部分は日本酒で。これが正解だろ。
ちなみに内臓の色で雌雄が判別できると聞いたことがある。先端の色がクリーム色だとオス、緑色だとメスだそうだ。メスの方が苦味が強いらしい。

クジラの刺身はサクで。
ピンと角が立ってて、色も鮮やか。

生姜orニンニク醤油で。七味醤油でもうまいぞ。
プルンプルン!こんなにみずみずしい味と食感のクジラ刺しは、店でもなかなか出てこないぞ!うますぎる〜。
こちらも早く食べないとドリップが出て色も悪くなってくるので、序盤にいただこう。

お酒ももちろん吉池で買ったもの。新潟の『じゃんげ』
キレのある、綺麗でいい酒だった。
左に写ってるのはマグロを焼いたやつ。塩も振ってないのに旨みがすごくて、そのままでも美味しい。

刺身のアラ盛り合わせと、生ダコ。
切れ端だって味に変わりはない。むしろいろんな魚を同時に楽しめて安いなんてお得すぎる。
生ダコは付属のタレともみじおろしで。

白魚の刺身。
生しらすも売ってるが、プチプチした食感で俺は白魚の方が好みだ。生姜醤油。

野菜売り場で買った、じゅんさい。美容にいいってSnowManの番組でしょっぴー(渡辺翔太くん)が言ってた。

ヤマブシダケという珍しいきのこが売っていたので買って、茶碗蒸しを作ってみた。
茶色のエノキも買ったのだが、どちらも香りが強くて最高。

他にも気の利いたお惣菜、色々売ってるぜ。
この日は買わなかったが、サーモンクリームチーズ(みたいな名前だった気がする)がおすすめだ。

さて、ここらで本日のメインディッシュに登場していただくことに。

先に紹介した無水牡蠣ももちろん美味しいんだけど、牡蠣はどうしても自分で殻から開けたいニキなので…。
自分で開けると美味しさもひとしおだ。
手を怪我しないようにだけ気をつけよう。

産地別に3種類。地名は忘れてしまったが、左が北で、順に南下していく。
こうやって並べるとそれぞれ全然違う形をしているもんだね。
メーガス三姉妹みたいだなと思った(※ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズによく登場する、ノッポ・太っちょ・小柄な3姉妹の敵。たしか太っちょから倒すのがセオリー)

味わい、舌触り、濃厚さ、風味…それぞれ違うが全部うまーーーい!
生牡蠣って、爽やかな食べ物だよね。なんだか、胸の中を潮風が吹き渡っているようだ。
痛風治療、頑張ってよかった…(酒をやめればもっと楽に治るが)

新鮮な魚介類に加えて、肉や野菜、酒まで手に入るスペシャルなスーパー、吉池。
これだけ揃えれば決して安い買い物ではないが、外食にこのクオリティを求めることを思えば、おうちでかなりの豪遊ができる。
たまの休日やホームパーティー、あるいは尿酸値が下がったお祝いなどにぜひ活用していただきたい。もちろん、痛風には注意してもらいつつ。痛いぞ〜。
店舗情報
※データは全て取材時のものです











