



わさびポテサラ。ここのポテサラはゴロゴロ、具沢山でみっちり系。食べ応えがあって、俺の好きなやーつ。
わさびは別添えなので、苦手な人や子供ともシェアして食べられる。クラッカーも追加できるよ。
わさびオンして口に放り込み、つーんと来た瞬間に冷たいホッピーを流し込む。ははあ、これがS2機関ですね。

タルタル玉子。このタルタルメニューもこの店の名物。
こちらも具材大きめで、揚げた半熟卵にたっぷりとかかっている。正直このタルタルだけでもじゅうぶん飲める。

とろーん。黄身とタルタルの姿が青春のあの日々、みんなで見た夕焼け雲のようで美しい。
ひとりでそんな卵を見ていたら、なんだかグッときて泣きそうになったのは、俺が感受性豊かで繊細で文学的すぎるからだし、そしてやっぱりホッピーが濃すぎるんじゃないだろうか?友達にドタキャンされたのが効いているのか?ああもう、ナカください。

風(藤井じゃない方)の『君と歩いた青春』という曲にもそんな夕焼け雲が出てくるね。ふと思い出して、1人カウンター席でサブスクで再生した。学生時代カラオケで歌ってたなあ。
この歌は確か、仲良しグループの中の紅一点的な女性に実は男達はみんな密かに惚れていて、みたいな歌だったような気がする。主人公が抜け駆けして東京に連れ出すんだけど、結局ダメになって、彼女だけ故郷に帰る…そんな歌だったっけ。
ゲイなので惚れられてはいなかったが、学生時代の1番仲良かったメンバーは女子ばかりで、男は俺1人、逆紅一点だった。だからなんとなくこの歌に思い入れがあるのだろうか。

時代は色々変わっているが、結婚や出産のフェーズを経て生活の自由を失うのは、やっぱり女性側の比率が圧倒的に高いと、俺は思う。
旦那や子供の飯など、一晩くらい勝手に食わせればいい。家庭を理由に約束を反故にされるたび、内心でそんな悪態をついていた。「大人」になった彼女達を縛り付ける「家庭」というものを、心底憎まずにいられなかった。
でも同時に、この店で、この曲を聴いてホッピーで酔っていたら、いつの間にか子供向けのドリンクや、食べられそうなものを無意識に見繕っている自分がいる。結構あるんだよね、これが。だから今度みんなに会ったら「もう子供でも旦那でも連れてくればいいよ。みんなで楽しくやれる店があるよ」そう言おうと思う。
「君と歩いた青春が幕を閉じた」と、この歌の終盤では歌っている。そして「君はなぜ男に生まれてこなかったのか」と主人公は嘆く。友達のままなら今も一緒だったのにということか。
同じく俺たちの青春も幕を閉じたけど、でもみんなは俺を「なぜ女に生まれてこなかったのか」などと否定せず、男としてゲイとして純粋な友として、笑わずそのまま受け入れてくれたいい奴ばかりだ。彼女達が選んだ男や、産んだ子供となら、きっと楽しくやれるさ。あの頃と同じように。(すっげえウザかったらどうしよう!)
店舗情報
| 店名 | 焼き鳥どん 西巣鴨店 |
| 住所 | 東京都豊島西巣鴨3-25-11 |
| アクセス | 西巣鴨駅から徒歩1分 |
| 営業時間 | 17:00〜22:30(L.O.22:00) |
| 定休日 | 不定休 |
| 電話番号 | 03-5980-8220 |
| 支払い方法 | 現金・クレジット・電子マネー |
| SNS・サイト | 公式HP X YouTube 食べログ TikTok |
| その他の情報 | チェーン展開しているので、近所のお店を探してみてね |
※データは全て取材時のものです











