洋の東西を問わず、現地では大真面目な外国語がなんというか、日本人的には少々際どい表現に聞こえてしまう場合が少なからずある。例えばオランダの都市、スケベニンゲンとか。
本当はいくらでも俺の中にそういうくだらないレパートリーがあるのだけれど、記事内であまり過激な表現を使うとGoogle様に目をつけられて我がサイトの微々たる広告収入を停止させられてしまう可能性があるので控えておく。聞きたい人は直接俺と新宿2丁目のゲイバーあたりに飲みに行ってほしい。

日本国内における中華料理店の名前なども、小学生男子或いは知能がそれと同程度の成人男性、つまり俺のような人間にはちょっと嬉しくなってしまう場合が多々ある。
「珍◯亭」とか書いた看板を見るとどうしても喜んでしまうよ。中華圏の方々には怒られるかもしれないが、むっつり日本人男性の愛嬌だと思って許してやってほしい。
ちなみに旧約聖書によると、天まで届く巨大な塔を建てようとした人間にキレた神様が人類の言語をバラバラにしてしまったらしいが(バベルの塔)、俺のこの小学生男子みたいノリは、全部この時の愚かな人類のせいである。俺のせいではない。
そういう意味では実にわかりやすい店名でありながら、確かな料理を出す渋谷区・笹塚の四川料理店がある。『笹華(ささはな)』だ。
「笹塚」の「中華料理店」だから笹華(だと思われる)
実にわかりやすくていい。

ガチ中華と呼んでいい料理を出すお店だけど、店内はいつも清潔。床がぬるぬるする系の街中華とかもそれはそれで好きだが。
ちなみに奥で(小学生男子のように)スマホゲーに興じているのはまごうことなき成人男性こと、俺(35)だ。

メニュー(横スライドで他のページも見られるようにしたよ!便利でしょ!覚えたての機能だよ!)

酒飲みな我々編集部は当然飲み放題を愛用。生ビールは1人3杯まで、1人1品はメインの料理を頼んでね。
紹興酒やワインも入ってかなりお得だと思う。

こちらも必ず注文する、前菜3種盛り合わせ。
名物のよだれ鶏に加えて、チャーシュー、くらげの黒酢和えがまとめて楽しめるという酒を飲むなら間違いないメニュー。
量が多いのもこの店のいいところだ。きゅうりやトマト、もやしなどの野菜類もつまみになって嬉しいね。
まずはこいつとビールで乾杯!

この店の名物よだれ鶏は、数量限定らしいので注意。
ナッツの食感とラー油の風味でビールが進む冷菜だ。

コリコリ食感のくらげの黒酢和え、大きくカットしたチャーシュー。こちらも美味。
ここ料理の味付けは全体にしっかりめなので、酒を飲まない人やお子さんは白飯のお供にどうぞ。

中華と赤ワイン、実はめっちゃ合うんだよな。俺、中華ではいつも赤。辛口のカベルネなんていいね。
バベルの塔の一件で神様は人類の言語をバラバラにして意思疎通を難解にしてしまったが、酒とうまい飯のマリアージュは、こうして言語の壁も国境も容易く越えるのだ。
酒さえあれば人類はみな友達。四川料理はまさにそれを体現している。

1番のお目当て、麻婆豆腐!
+50円で辛めにしてもらった。
四川風の山椒で痺れるタイプ。
ここの麻婆豆腐はフレッシュな唐辛子が細かく刻んで入っていて、それがまた爽やかな辛さや食感を演出してくれる。

辛さや痺れはもちろん、その奥に深いコクと旨みを感じる、バランスが良くてクオリティの高いお味。刺激と高級感が両立している。

















