
地アジ。やはり刺身にして正解だった。
見よ、シルバーに輝くこのしどけない姿を。杉山清貴がプレシャスラブしてた銀のビーチくらいシルバーだ。
カットは大きめ。厚みもある。

生姜醤油でいただく。ぱく。
うっめーーーーーーーーーーー!
俺の中の杉山清貴も「オンリー・ユーーー!」と叫んでいる。
あっさりしてるのにとろけるような旨味である。こんなにうまいアジの刺身を食べたのは久しぶりだ。うますぎて顎の辺りがきゅんきゅんする。
どうやって食べても絶対うまいのはわかる、わかるんだけど…これはやはり手をくわえたり加熱するよりこのまま刺身でいただいてほしいぜ。

ツマや薬味もシャキシャキで美味しい。
ご近所さんっぽい子連れファミリーなどで、いつの間にか店内は賑わっていた。
子供が「大根も食べなさい」と言われていた。そうだぞ、食べなさい。

わかめのお吸い物。
シンプルな味付けだが、外から流れ込んで来る海風の匂いとの相乗効果でどこかロマンチックな味わい。ここは漁港なんだなあと感じる。当たり前だけど。

さて、卵さんをどう食べてやろうか。
半熟ですと言って渡されたけど、これはほぼ温泉たまごだね。そのまま食べてもいんだけど…。

えい、これでどうだ。刺身ディップ。悪いこと考える奴がいるもんだ。

え、この街に住んだら、毎日これ食えんの??俄然、燃えてきた。帰ったら馬車馬のごとく働こう。
残った卵は納豆と混ぜてご飯と一緒に美味しくいただきました。

ごちそーさんでした!ああ、腹がいっぱいだ。
満腹度はもちろん、満足度がすごい。
全身にエネルギーが沸る感じがする。身体が、細胞が喜んでる。そういうパワーのある刺身定食だった。
涼しい季節は海を感じられるテラス席もいいね。

食後は腹ごなしに海岸やマリーナを自転車で走り回った。
潮風に吹かれて『2人の夏物語』を熱唱しながら、パームツリーの間や港を疾走していると、ますますこの街を好きだと感じた。
銀のビーチでプレシャスラブな洒落た海と、うまい刺身定食を出してくれる漁港の素朴な食堂の、両方がここにはある。
夜は流星に導かれてキールのグラスを頬に寄せつつ、昼間腹が減ったらここでアジの刺身を食う。なんて素敵な夏物語。あとはあのマンションを買える経済力と、プレシャスラブできるオンリー・ユーな相手さえいればいいのだが。

やはりこの街こそ、この海こそ、俺に相応しい。
自転車にブレーキをかけて広い海を眺めると、海はなぎ風。プレシャスラブ。
プレシャスラブって一体どういう意味なんだ。
店舗情報
| 店名 | ゆうき食堂 |
| 住所 | 神奈川県逗子市小坪5-22-11 |
| アクセス | 小坪海岸バス停もしくは小坪バス停下車、徒歩2分 |
| 営業時間 | 平日 11:30〜15:00 土日祝 11:30〜20:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話番号 | 0467-24-1682 |
| 支払い方法 | 現金・クレジット |
| SNS・サイト | 食べログ |
※データは全て取材時のものです











