人と旅行するのが得意ではない。
俺が驚異的な雨男だからだ。俺と旅に出ると、天気予報に関係なく、大抵悪天候に見舞われる。
まあ俺のような横顔に悩ましげな憂いを含んだタイプのハンサムになると、旅先の雨もまたそれはそれでよく似合うのだが、同行者に申し訳ないので、もう旅は基本ひとりと決めてしまった。
(俺と違って)忙しい中、休みを合わせてくれた友人たちの旅を台無しにしては申し訳が立たない気がするのだ。

編集部追記:憂いを含んだタイプのハンサム(雨男)

ほーら、今回も台風がかすめて行った。
少し遅めの盆休み。太陽の下、のんびり海でも眺めて酒を飲むかと泊まりでやってきた逗子・葉山。
1日目の夜から雨が降り出し、翌朝には上がったものの強い風が吹き荒れる朝であった。
どんよりとした雲が流れる早朝の逗子海岸を散歩するのも、それはそれでオツなものではあるが。
この海に来るたび何度かお邪魔している、非常にイケてる海の家『Happy Go Lucky』さんが朝食をやっているとのことで、曇天の中、憂いを含んだハンサムな横顔(二日酔い)で食べに行くことにした。

編集部追記:曇天の中、憂いを含んだハンサムな横顔(二日酔い)

巨大な動物のパネルが目印。
遊泳時間前であれば、ペット(犬)連れでもOKのようだ。
更衣室やホットシャワー、パラソルなどの貸し出しも行っている。

モーニングは6:30〜。
ドリンク付きで1200円。
逗子海岸は、近隣の他の海岸よりも落ち着いていて大人っぽいイメージがある。
コパトーンの香り漂う湘南や由比ヶ浜のビーチも明るくて好きだが、落ち着いて食事や酒を楽しむなら、メロウな雰囲気のこの辺りもいい。
憂いを含んだ大人のハンサムひとり旅にはぴったりだ。

まだ風も強く、雨も上がったばかりだったのでほぼ貸切。
日中や夜しか来たことはないが、いつもはとても賑わっているのでラッキーだったかもしれない。こういう時は雨男で良かったと思う。

海のよく見える席を確保。
江ノ島はあっちの方だっけ?ちょっとよくわからない。俺の旅のトラブルには雨以外にもうひとつ「すぐ迷子になる」というのもあるが、これに関しては雨男関係なく方向音痴で地図が読めず、そのうえスマホの電池がいつも切れているのが原因だ。

パンが2種類。目玉焼き、フムス、サラダ、キャロットラペ。
ドリンクはアイスコーヒーをチョイス。
フムスとは中東の料理で、ひよこ豆に味付けをして、ウイーンとスピード感を加えた料理だ。別の記事でも紹介してるので暇だったらそっちも読んでね。
劇場版『SEX AND THE CITY 2』でサマンサが顔に塗ってたやつ。海外ラブコメ好きにはこういえば通じるだろう。

強い潮風になぶられるレタス。躍動感があっていいな。
ドレッシングなしでも海の香りでいけそうだ。




卵はパンと一緒に。いい焼き加減だ。味付けも俺の1番好きな塩胡椒。
これは「目玉焼き」ではなく「サニーサイドアップ」と呼びたい。
なぜならここはクールな逗子海岸だからだ。いつもの俺が住んでる、東京の下町じゃあない。

大好物です、フムス。
混ぜるだけと思いきや、家で作るとタヒニ(ゴマペースト)の風味が強すぎたり、食感がゆるくなりすぎたりと、意外とデリケートな料理。
パンに塗ってもいいし、野菜と食べても美味。

キャロットラペも自分で作るとふにゃふにゃになってしまうんだけど、ここのはシャキシャキで美味しい。

もう一種類のパンにはナッツが練り込まれていた。
量も味付けも、朝の海を眺めながら食べるには全てが完璧だった。雨上がりの潮風のおかげか、気温もちょうどいい。











