【晩酌研究】本場四川の隠れた魚料理『魚香茄子』の話

本場四川風の『魚香茄子』が完成した。四川料理のお共はもちろんビールから。待ち遠しいところではあるが、まずは前菜からいただこう。冷凍庫から『冷やしピーマン』を出してくる。

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これこれ。夏はこれがうまいんだ。パリンっと新鮮な歯応えにピーマンのさわやかな苦み。なにもつけなくてもいい。最高の前菜だ。

こちらもいただいていこう。金平茄子。やはり茄子は皮が一番うまいゴマ油とにんにくの香り、ピリ辛に仕上げた大人のための逸品。次回からは多めに茄子の皮を剝いてしまいそうだ。

ビールを半分ほど流し込んだところに、『魚香茄子』を頬張る。口に入れた瞬間、茄子からぶわっと脂があふれ出す。唐辛子、花椒の刺激をまとまったお肉、そして、魚醤の香りが口いっぱいに広がる。うまいうまい。どんどん酒が進む味だ。

四川省の隠れた魚料理『魚香茄子』

日本の麻婆茄子のような甘味はなく、人によっては『魚臭い』と感じるかもしれない。しかし、独特な魚臭さが酒飲みにはたまらないのだ。

四川省には麻婆茄子の他に、青菜の漬物と唐辛子で淡水魚を煮込んだ『酸菜魚』という魚料理があるが、マイナーな存在と言える。四川の人々は古くから、魚の香りを堪能することで魚欲を満たしてきたのかもしれない。

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