数学の話

39

『39』という数字を聞いて、すぐにQueenを思い出す人は、相当なマニアでしょう。ブライアン・メイというQueenのギタリストが作詞・作曲したこの曲は、奇想天外な未来の世界を歌った『数学的』な一曲です。

XX39年、自ら志願した兵士たちは”船”に乗った。ミルキーシーを渡り、昼と夜を繰り返した。そして、XX39年、帰国した地球は変わり果て、愛する人たちはいなくなっていた。たった1年のこと。

つまり、この歌はアインシュタインの相対性理論を歌ったフォークソングで、いかにも数学者で博士号を持つブライアン・メイの世界感を表現した名曲なのです。

相対性理論を一言で言えば、「光の速さを超えるときに、時間は極めて停止に近くゆっくりと流れる」わけで、たった1年間の宇宙旅行で、100年後の未来に行くことができる計算です。

2039年に宇宙へ旅立った彼らが1年後に戻ってきたはずが、時は2139年。地球は荒廃して、愛する人も友人も誰もいない世界が広がっていたという話。

ゾッとするような気持ちにもなれば、ただのSF話としてロマンティックに思う人もいるかもしれません。

39と言えば、東京で芸能人に会う可能性は1年間で39%。

私はあと数年で39歳。ゾッとします。

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中東と数字

なぜ、そんな話をするかと言うと、今月は『中東特集』だからで、中東と言えば、数字と切っても切り離せない訳があります。ラマヌジャンといえばインドを代表する数学の魔術師、ルービックキューブの起源は中東にあるのです。

ルービックキューブを適当に回して揃う確立は、2003兆2774億8985万6000分の1・・・さっぱりわからない。けれども、とにかく天文学的な確率。

1

例えば、初恋の人とそのまま結婚する確率は1%らしい。かなりの高確率に思えます。クラスに30人、学年で100人いたとしたら、その中から1人と出会って結婚する。そんな一組が必ずいる。離婚した確率は調べないのがお約束。

親友と出会う確率はどうでしょうか。

人生でかかわりを持つ人は3万人。学校や職場、近所の人で3000人、その中で身近な関係になる人は30人、親友と呼べる人は3人だそう。もし身近に3人の親友がいるならば、3万人のオーディションから選ばれし3人の選抜メンバーというわけで、0.0001%の確率。

ちなみに、1年間でドッペルゲンガーに出会う確率は0.001%。親友に出会う確率より、ドッペルゲンガーに出会って死ぬ可能性のほうがよっぽど高いですね。

一か八か、ドッペルゲンガーが親友になる確率は0.0000001%。ということにもなります。

でも、親友って自分に似てたりしませんか。

0.25%

なんの確率だと思いますか?

これは、『今、この瞬間に世界中でトイレにいる人』の確率です。つまり世界中の1/4の人は今この瞬間にトイレで用を足しているという計算になります。親友が3人いるあなたは、あなたも含めてそのうちの誰か一人はトイレにいます。

もし、この記事を今まさにトイレで読んでいる人がいたら、きっとこの確率を信じることでしょう。

人はその人生の3年以上をトイレで過ごすそうですから無理もありません。

→心配事が実際に起こる確率は●%

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